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【求人数調査】危険物取扱者の求人数・内容を調べてみた。

kurupanです。

私は自分のスキルアップのために資格を取得しています。

いま勉強している危険物取扱者もその1つです。

定量以上の危険物を取り扱う事業所では、危険物取扱者の設置が義務付けられているため、求人市場において一定のニーズを見込めます。

そこで本記事では、求人サイト公害防止管理者の求人数を調べてみました。

危険物取扱者ってなに?という方はこちらの記事をどうぞ↓

www.dokugaku-shikaku.work

○種類別の危険物取扱者の求人数

今回は大手求人会社indeedのHPの求人検索機能を使って、危険物取扱者の求人数を調べてみました。

jp.indeed.com

甲種、乙種第4類、乙種第4類以外(乙種の求人数-乙種第4類の求人数)、丙種の4つに分けて調査しました。

調査結果がこちらです↓

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やはり、乙種第4類(乙4)が突出して多い結果となりました。

ガソリンなどの引火性液体(乙4の対象)はガソリンスタンドや石油会社などで使われるため、大きなニーズがあるのだと思います。

次に多いのは甲種でした。後述しますが、甲種の場合は他の種類と求人の内容が少し異なっていました。

乙種の第4類以外は特定の類を指定していませんでした。このことから、特定の類の専門家がほしいというよりは、化学の基礎的な知識を持つ人を必要としているのだと思います。

丙種は立ち会いができないせいか、一番求人が少なかったです。ただし、これも後述しますが、タンクローリーのドライバー等であれば、丙種資格でも問題ないので、取得する価値があります。

○求人の内容は?

どのような企業から求人があるのか、一例をご紹介します。

設備管理(甲種・乙種(主に乙4))

全種を通じて、この求人が一番多かったです。

業種は様々で、ビルの管理から、電機メーカー・飲料メーカー・化学メーカーの設備の管理、工業用油の設備スタッフなど多岐にわたります。

いずれの求人も、危険物取扱者だけでなく、他の資格(電験電気工事士公害防止管理者など)の資格も歓迎しており、合わせて取得しておくことが望ましいです。

プラントエンジニアリング(甲種のみ)

甲種の場合、設備管理ではなく、設備を立ち上げる際に安全面を主導する立場の人材を求めている求人もあります。

安全面の専門家としての求人ですね。

勤務地は海外も含みます。グローバル志向の方は甲種を狙うのもありです。

技術開発(甲種のみ)

甲種の場合は他の資格と異なり、技術開発、設備開発の求人があります。

化学系の求人が主で、資格そのものを募集しているのではなく、化学系の知識を持っている人を募集しています。

設備管理より、開発などの新しいことにチャレンジする職場がいい!という方はこちらがおすすめです。

タンクローリーのドライバー(丙種など)

丙種は他人が危険物を取り扱うのに立ち会うことはできませんが、自分の手で作業することは許されています。

そのため、ガソリン、灯油などを運搬するタンクローリーのドライバーの求人が多いです。

もちろん、乙4でも業務につけますが、難易度は丙種のほうが低いです。

この求人を狙う場合は、丙種資格で十分だと思います。

○まとめ

本記事では危険物取扱者の求人について調査しました。

乙4の求人が突出して多く転職に役立つことがわかりました。

特に、

  • 設備管理
  • プラントエンジニア(甲種)
  • 技術開発(甲種)
  • タンクローリーのドライバー(丙種)

の求人が多いことがわかりました。

転職を検討中の方は危険物取扱者の取得をご一考してみてはいかがでしょうか。

公害防止管理者の求人数調査はこちら

www.dokugaku-shikaku.work


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