kurupanです。
私は今年、ITパスポート試験に合格できました。
実は、私はITパスポートの試験対策にスマホとタブレットしか使いませんでした。紙の書籍は一切使っていません。
私は化学系の人間なのでITに関する知識がゼロの状態から勉強をはじめました。
それでも、スマホとタブレットのみを使った勉強法で余裕を持って合格することができました。
- 重い参考書を持ち運ぶ必要がない
- スキマ時間で勉強できるので、勉強時間を捻出しやすい
などのメリットがあります。
一方で
と思われる方もいらっしゃると思います。
結論から言えば、ITパスポート試験はスマホとタブレットを使った学習で十分です。
本記事ではその理由について解説します。
また、おすすめの参考書や講座についても解説します。
ITパスポートって何?という方はこちらの記事をどうぞ。
理由1:ITパスポートの参考書は電子書籍が豊富
資格勉強用の参考書って、電子書籍化されていないものが多いのですが、情報処理系の資格は充実しているものが多いです。
特に、ITパスポート試験はレパートリーが充実しています。
電子書籍を販売しているサービス数も多く、
といった大手電子書籍サービスで取り扱われているのも大きなメリット。
電子書籍サービスは、ポイント制度を扱っているところが多いので、現在使っている電子書籍サービスがあれば、そのサービスで参考書を購入しましょう。
電子書籍の参考書は、多くの場合、紙の参考書より価格が安いのも大きな魅力です。もちろん、内容は同じなのでお得です。
電子書籍を使ったことがない、という方にはkindle(amazonの電子書籍サービス)がおすすめです。
理由は、電子書籍の数が豊富なこと、スマホでも使えること、ポイントが付与されること、割引セールの開催頻度が高いことなど、多々ありますが、やはり一番は、amazonが発売している電子書籍リーダー Fire に対応していることです。
他のタブレット端末と比較してもかなり安いので、お手軽に電子書籍を使った資格勉強を始めることができます。もちろん、スペックは高くありませんが、電子書籍を読んだり、音楽を聞いたり、動画を見るだけであれば問題なく使うことができます。
ちなみに私のおすすめは8型ディスプレイを搭載したFire HD 8です。7型ディスプレイのタブレットは携帯に便利ですが、文庫本サイズなので、参考書を読むには少し小さいです。
他の用途にもタブレットを使うのであれば、もう少しスペックが高いタブレットを選びましょう。
【ITパスポート試験オススメ参考書】
ITパスポートの参考書といえば、この2冊。
どちらもイラスト豊富で、初学者でも無理なく勉強が進められるように工夫されており、受験生から絶大な信頼を受けているシリーズです。
強いて違いを挙げるのであれば、
- 栢木先生シリーズ:要点整理が上手い。暗記しやすい「イメージ&クレバー方式(用語を連想しやすくなる仕組み)」採用。
- 北見式:イラスト豊富。漫画部分が多く、内容から脱線することもあるが、初学者でも飽きにくい作り。
といったところでしょうか。どちらも実績豊富な良い参考書なので、直感で選んでも大丈夫だと思います。
理由2:オンライン講座が多い
ITパスポートは、電子書籍だけでなく、オンライン学習講座も豊富なのも大きな特徴の一つです。
最近は低価格で高品質なオンライン学習講座サービスが増えてきています。
オンライン学習サービスでは、
- 講義動画
- 講義テキスト
- 問題演習
- 学習プラン作成ツール
などがパッケージされており、タブレットやスマホで資格勉強ができるように設計されています。
「参考書を読んでいると眠くなってしまうので、人から教えてもらえる講義動画形式がいいな」
という方や、
「いろんな学習ツールを活用して効率化したい」
という方は、オンライン講座を活用することをお勧めします。
【おすすめのオンライン講座】
【スタディング】 
スタディング(旧:通勤講座)は累計受講者数4万人を誇る創業10年の老舗のオンライン学習講座です。
老舗だけあって、他のオンライン講座と比較するとコンテンツが充実しています。
- 講義動画(合計30時間)
- 講義音声
- 暗記ツール型WEBテキスト
- スマート問題集
- セレクト過去問集
- 頻出キーワード集
- 模擬試験
- 最新シラバス対応・新キーワード解説テキスト
がすべてパッケージされており、この講座だけで試験対策を完結できるようになっています。
特徴としては、
- テレビを見るように勉強できるわかりやすい講義動画
- 動画が倍速機能付き
- 学習フロー機能により、どの順番で学習・復習をすればいいかわかりやすい
- テキストや質問内容の検索機能付き
- 大手資格学校より低価格
等が挙げられます。特に学習フロー機能は独学ではわかりにくい効率的な勉強方法をアシストしてくれる機能なので、重宝します。また、動画が倍速機能対応で、復習する時の効率をあげられるのも評価点。
価格は、月々776円×12回(一括7980円(税抜))で、大手の資格学校より格段に安くなっています。
「自分で勉強計画をたてるのが苦手だ」
「気楽にテレビを見るように通勤・通学中に勉強したい」
という方におすすめのオンライン講座です。
無料体験がありますので、まずは登録してみることをおすすめします。
【オンスク.JP】 
オンスク.JPは 月額980円から利用できるオンライン学習講座です。
月額980円で
- 講義動画
- 講義テキスト
- 問題演習
等のサービスを受ける事ができます。最低限のサービスを破格で受ける事ができる講座ですね。(+500円で問題演習の復習機能や講義スライドのDLができるようになります。)
しかも、サービスの利用回数に制限がなく、使い放題となっています。
さらに驚くべきことに、月額980円で他の資格のコンテンツも利用することが可能です。圧倒的なコストパフォーマンスを誇っています。
講義動画は、概ね1講義あたり5~10分で構成されているので、通勤・通学中の電車のスキマ時間を有効活用して勉強することができます。
こちらも無料体験があるので、まずは体験してみましょう。
理由3:過去問サイト様が高品質
資格勉強で重要なのが、過去問演習ですよね。
ITパスポート試験には、無料の過去問サイト様があります。
このサイトは過去20回分の過去問が解説付きで無料で公開されています。
・・・無料なのが怖くなってくるレベルの充実度です。
しかも苦手分野のみを出題する機能や、時間を測りながら模擬試験形式で出題してくる機能、会員登録することで使える、分野ごとの自分の正答率を分析する機能もあります。
これだけの機能を、PCはもちろん、スマホ・タブレットで無料で利用することができます。(私もとてもお世話になりました。)
ITパスポートってどんな試験?という方も、まずはこちらのサイトで問題を見てみることをお勧めします。
理由4:計算問題が少なく、浅く広い出題範囲
スマホ・タブレットを使った資格勉強の弱点が、それだけでは計算問題の演習ができないことです。
計算問題を解こうとすると、結局紙とペンが必要になります。(もちろん、タブレットの手書きメモ帳機能を紙とペン代わりにもできますが、かなり使いづらいです。)
その点、ITのパスポート試験に計算問題はほとんどありません。(○進数の変換ぐらいだと思います。)
暗記問題中心で、奇をてらったような出題も少なく、どちらかと言えば浅く広い出題範囲が特徴の試験です。
このような試験の場合、スキマ時間を活用した繰り返し学習が効果的です。
スマホ・タブレットはいつでも携帯できるので、スキマ時間を利用して少しずつ勉強するのにうってつけです。
このようなITパスポート試験の特徴も、スマホ・タブレットで十分に対策できる理由の1つとなっています。
まとめ
本記事では、ITパスポート試験の対策がスマホやタブレットだけで十分な理由について解説してきました。
ITが広く世の中に浸透している現代において、この資格はITを使う上での基礎知識を持っていることを証明する資格です。
過去の記事でも触れていますが、個人的には、エンジニアではなく、エンジニアと一緒に仕事をする機会がある文系の方や、今後エンジニアを目指す方に取得していただきたい資格です。
www.dokugaku-shikaku.work
スマホ・タブレットを活用して、効率よくITパスポート試験に合格していただければと思います。