独学で資格を取得するエンジニアの日々

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2019年4月からのITパスポート試験の変更点とは?

 

kurupanです。

 

先日私も取得したITパスポートですが、

2019年から4月から出題範囲が変更されます。

本記事では、その変更点について解説していきます。

 

 

何が変わる?

現代は第4次産業革命とよばれる技術革新の最中にあります。

先進諸国と比較すると、日本はIoTの導入、シェアリングエコノミーの拡大、フィンテックの適用などの第4次産業革命の進展が遅れており、生産性向上のために国を挙げてこれらを推進しようとしています。

自ずとビジネスシーンにおいても、これらの技術、概念に関する知識が必要となってきます。それは、エンジニアか否かに依りません

今回の出題変更はこのような世間の動向に対応するためのものです。

詳細な変更点は公式HPに記載されています。

www.ipa.go.jp

 

変更点をもっとざっくりいうと

ちょっと堅苦しくなりましたが、今回の変更の目的をざっくりいうと、

「新しい技術がたくさん出てきて、試験内容がビジネスシーンとズレてきたので修正する」

って感じになります。

 

追加された用語の代表例を挙げておくと

となります。

変更前と比べると、ビジネス紙やニュースなどで取り上げられている単語が増えており、より実際のビジネスシーンを意識した変更であることがわかります。

 

 

分野ごとの変更内容

シラバスを確認すると、詳細な変更箇所を確認することができます。

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/syllabus_ip_ver4_0_henkou.pdf

分野ごとに見てみると、

マネジメント分野に大きな変更はありません。

アジャイル手法に関する変更があったくらいでしょうか。

対して、ストラテジ分野、テクノロジ分野の変更点が多いです。

特に目立つのが、AI(ディープラーニング等)とIoT(デバイスやセキュリティなどの関連事項含む)に関する変更です。

これらの技術革新は、単純に技術が向上したという話ではなく、ビジネスモデルやストラテジに大きく影響を与えていることがわかります。

これらの出題が増えていくということから、日本の技術力を先進諸国に追いつかせたいという国の意図が感じ取れます。

あとはシェアリングエコノミーや、androidiOSなども範囲に追加されています。

全体的に、エンジニアかどうかに関わらず、ニュースやビジネス誌を読んでいる方であれば、変更前と比べてより身近に感じる内容になったのではないかと思います。

個人的には易化しているのでは?とすら感じています。

これらの新しい出題範囲は4月から導入され、半年かけて出題全体の1/2になるようにしていくと発表されています。 

1/2はかなり大きい変更ですね。本気度が伺えます。

 

受験者の対象は変わった?

受験者の対象については、ITパスポートに以下のような説明があります。

(前略)全ての社会人が持つべき「IT リテラシー」についての基準を策定するとともに、「IT リテラシー」を認定するためにiパスを拡充し、企業の採用選考や従業員の処遇においてAI・IT 等に関する能力の反映を促す(以下略)

引用:https://www.ipa.go.jp/about/press/20180806.html

 「すべての社会人が持つべき」と記載されているのがミソです。

受験対象は技術者、エンジニアではなく、すべての社会人なのです。

過去の記事でも触れていますが、私はITパスポート試験は技術者以外の方のための試験だと思っています。IT時代に働く上での最低限の基礎知識を学ぶための資格なのです。

www.dokugaku-shikaku.work

変更後もそのコンセプトは変わっておらず、受験の対象者も変わっていないようです。

 

勉強方法は?

結論から言ってしまうと、以前と同じでテキストを1冊読むだけで十分です。

過去問はネットにたくさんあるので、購入不要です。過去問道場がおすすめ。

ITパスポート過去問道場|ITパスポート試験ドットコム

変更に伴って合格率が大幅に変わることもないと思います。

有名な参考書はいくつかありますが、以下の2冊のどちらかを買って2周しておけば間違いないです。もちろん、出題範囲の変更にも対応しています。

 

「もっと細かく、詳細まで勉強したい!」 タイプの人には以下の参考書がおすすめです。

まとめ

本記事ではITパスポートの出題範囲の変更点について解説しました。

個人的には、より実践的になった良い変更だと感じています。

事務系の方や、就活生の方にとっては、ITエンジニアと仕事をしていく上で最低限必要な最新知識を学べる、良い試験に生まれ変わったと思います。

今後、IT社会で生きていきたい方は、ぜひ受験してみてみましょう。